千曲市(長野) 五里ヶ峯(1094.4m)、鏡台山(1269.1m)、大峯山(841.4m) 2023年11月23日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 3:45 窪山展望公園−−3:53 尾根取付(害獣除け柵)−−4:05 林道−−4:18 送電鉄塔−−4:50 大峯山−−5:05 林道−−5:18 廃林道−−5:33 廃林道終点−−6:18 鏡台山北峰−−6:27 鏡台山 6:32−−6:43 富士見台−−6:53 林道−−7:01 送電鉄塔−−7:35 五里ヶ峰 7:46−−8:02 971m峰−−8:14 942m峰−−8:25 875m峰−−8:26 送電鉄塔 8:29−−8:55 尾根取付(害獣除け柵)−−9:08 窪山展望公園

場所長野県千曲市
年月日2023年11月23日 日帰り
天候薄曇
山行種類一般登山+プチ藪山
交通手段マイカー
駐車場あんずの里 窪山展望公園を利用
登山道の有無875m峰北西の送電鉄塔〜五里ヶ峯〜鏡台山〜1011m峰南を通る廃林道までは道あり。それ以外は道無し
籔の有無ほぼ無し。ただし道が無い区間では多少の灌木と多くの倒木あり
危険個所の有無無し
山頂の展望五里ヶ峯:西側が大展望
鏡台山:西側が開ける
大峯山:無し
GPSトラックログ
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コメント勤労感謝の日の祝日は近間の大峯山〜鏡台山〜五里ヶ峰の周回コースへ。今回は風が弱く気温は高めでほどんどの区間を半袖のまま歩いたが少し汗をかくほど。久しぶりにこのコースで北アルプスの山々を見ることができた。下山後はマイカーを冬タイヤに履き替えた


五里ヶ峯から見た立山。残念ながら剱岳は後立山の稜線に隠れて見えなかった


窪山展望公園駐車場を出発 ここで尾根に取り付く
林道(標高520m付近) 送電鉄塔手前の灌木藪
送電鉄塔(標高620m付近) 送電鉄塔から見た千曲市街地の夜景
送電鉄塔のすぐ上のトラロープ。でも道は無い 標高640m付近の唯一の目印
岩場(標高670m付近) 大峯山山頂
林道の標識 道を外してしまい灌木藪を進む
廃林道に降り立つ(標高970m付近) 正しい廃林道への降り口
林道終点(標高1040m付近) この標識から刈り払いあり(標高1080m付近)
標識の手前側は笹が無い 午前6時10分頃にライト不要な明るさに
1267m峰(鏡台山北峰) 日の出前の東の空
鏡台山山頂 鏡台山から見た西の展望。今日は北アが見えている
鏡台山から見た北アルプス。撮影位置を微妙に変えて立ち木を避けている(クリックで拡大)
山頂の案内標識 残念ながら雲に隠れて富士山は見えず
富士見台(標高1120m付近) 富士見台からの西側の展望。北アが見える
登山道から見た富士見台 標高960m付近から見た五里ヶ峯
林道 920m鞍部の送電鉄塔
送電鉄塔から見た西側の展望 先週は凍っていた水溜りは凍っていなかった
五里ヶ峯山頂直下 五里ヶ峯山頂
五里ヶ峯から見た西側の展望
五里ヶ峯から見た北アルプス(クリックで拡大)
五里ヶ峯から見た立山
五里ヶ峯から見た槍ヶ岳と大天井岳
標高950m付近の勘助道 920m鞍部
971m峰 942m峰
875m峰 875m峰北西の送電鉄塔
送電鉄塔から見た西側の展望 送電鉄塔から見た西側の展望
送電鉄塔から見た後立山
送電鉄塔から見た常念山脈
送電鉄塔から北に派生する尾根に入る 標高950mから見た鏡台山
標高560m付近のヌタ場 標高520m付近の倒木群
尾根末端の柵の出入口(白い標識) 尾根末端から見た大峯山
工場に住んでいるらしい猫 その1 工場に住んでいるらしい猫 その2
窪山展望公園駐車場到着 窪山展望公園から見た西側の展望
窪山展望公園から見た高妻山


 木曜日は勤労感謝の日の祝日で金曜日に有給休暇を取って4連休にする人が多いと思うが、今週末もまた冬型の気圧配に移行。北陸の山に行こうにも好天は23日の1日だけのために片道250km近い場所までガソリン代をかけて出かける気にはなれない。これが日曜まで天気が持つのなら出かけるが。

 木曜日は冬型の気圧配置が緩んで北アルプスでも好天が期待できるが、まだ冬タイヤに換えていないので危険である。そこで最近のパターンで鏡台山〜五里ヶ峯の周回コースで体力維持のトレーニングに勤しむことにした。

 いつものように窪山展望公園に駐車して出発。今年初めて穏やかな天候で満天の星空に風も無し。これなら稜線上でも寒くないだろう。出発時の気温はおそらく+3℃くらいで最近の朝としては暖かい。

 尾根に取り付いていつもより地面が乾いていることに気付く。ここ2回とも前日は雨だったのが、ここ数日雨が降っていないからなぁ。いつもより滑りにくいのはいいことだ。しかし急傾斜はいつもと同じで、登りだしてすぐに半袖に変身した。

 林道を横断し、藪を突破して送電鉄塔を通過、大きな岩を巻いてと、この尾根のランドマークを次々と通過する。尾根に上がっても風は全く感じなかったので、手袋や毛糸の帽子も不要なくらいだった。

 傾斜が緩んで広い大峯山山頂部に到着。先週同様に三角点を無事発見。明瞭化した尾根を辿って舗装された林道を通過して廃道化した登山道へ。今回は慎重に登山道を追った結果、最後の方以外は正確に廃道を辿ることができたが、最後の最後で廃道を外して灌木藪を突っ切って廃林道に出た。正しい場所よりも10mくらい西にずれていた。

 廃林道を終点まで歩いて再び登山道へ。この先は廃道化しておらず現役の登山道を維持している。ここから875m峰北西の送電鉄塔までは登山道を歩くことになる。最初は傾斜が緩いが鏡台山北峰が近付くと傾斜が増す。それでも大峯山の登りよりは緩やかだが。

 標高1150m付近で鞍骨山から続く稜線に付いた林道へと乗り換えるポイントと思われる場所で立木に目印が巻かれているのを今回初めて確認できた。この付近は植林で地面に笹が無いのでどこが道なのか判別不能で、逆に言えばどこでも自由に歩ける。

 登り切ったピークが鏡台山北峰でまだ日の出前だが、ライト不要な明るさになっていた。鞍部に下って登り返したピークが本日の最高峰、鏡台山山頂である。今年初めてここから北アルプスを望むことができた。五里ヶ峯と違って1本だけ立木が邪魔しているが、位置を変えてパノラマ写真を撮影。まだ日の出前だが十分に明るくなっていた。

 山頂の南東側直下に富士山が見えるポイントがあるとの標識に導かれて薄い踏跡を辿って笹が茂ったカラマツ植林帯に入ってみたが、富士山は雲がかかっているようで見えなかった。それでも奥秩父や八ヶ岳が見えたので良しとしよう。

 林道への下りの途中で富士見台に立ち寄る。鏡台山よりも木に邪魔される範囲が広く、落葉したこの時期はまだ見えるからいいが、葉っぱが茂ったら北アルプスは全く見えなくなってしまいそうだった。まあ、その時期はここに来ないからいいけど。

 舗装された林道を横断して五里ヶ峯へ。最低鞍部の送電鉄塔で少しだけ西の展望が開けるが、立木の影響が富士見台よりも大きく展望がいいとはいいがたい。

 ここから五里ヶ峯まで標高差約170mの登り返し。今日は体調がイマイチのようで体が重い。気温が高めで少し汗をかかされた影響があるかもしれない。手袋無しで歩けるくらいで長靴だと膝下まで靴の中に入るので足も暑くて汗をかいた。前回は凍っていた水たまりは今回は凍っていなかった。

 登り切って無人の五里ヶ峯山頂に到着。ここでも今回は北アルプスを見ることができた。良く見ると扇沢を取り囲む稜線に重なって立山が見えているのに気付いたが、これは扇沢周辺の後立山の稜線の形状を記憶していない限りは判別できないだろう。残念ながら剱岳は隠れて見えなかった。

 一方、それより左側に目を向けると常念岳に重なって穂高が見えていたが、これも常念岳の形を知っていないと判別不能。まだ常念岳に雪が付かず穂高だけ白かったら判別できるだろうけど。槍ヶ岳は大天井岳と重なって槍の穂先だけが見えていた。大天井岳の右手には燕岳、餓鬼岳、唐沢岳も見えていた。空気の透明度は最高とはいかないが、これだけ見えれば文句なしだ。

 足の調子がイマイチで疲労を感じたこと、少し腹が減ったこともあって山頂で小休止してパンを齧った。今日は日差しがあるので防寒装備を着込めば休憩していてもそれほど寒さを感じずに済んだ。

 ここからはほぼ下りが続くので楽になる。前回は山頂から稜線を直接下る急な道を行ってみたが、急すぎて下りはフィックスロープが無いと滑りまくって下れないほどであり、正式な登山道を歩いた方が楽なので山頂北側を巻く登山道を下った。

 相変わらず950m地点以外はどこに道があったのか謎の勘助道を通過。920m鞍部には「商売池口」の標識あり。変わった地名だ。標識はあるが鞍部から下る道は無い。971m峰、942m峰、875m峰を越えて標高850m肩にある送電鉄塔に到着。ここでも久しぶりに北アルプスを望むことができた。

 先週はこのまま稜線上の縦走路を宮坂峠まで下ったが、今回はいつものように送電鉄塔から北に派生する枝尾根に入る。こちらの方が距離が短いし縦走路を外れて道が無い区間の藪が薄くて歩きやすい。赤松樹林の尾根をどんどん下って標高520m付近の倒木が多い地帯は左から巻いた。尾根末端まで下っていつも使う出入口から害獣除け柵の外に出た。

 尾根末端近くには何かの工場があり甘い香りが漂っているのだが、この工場には猫が住み着いているようで3匹ほど見かけた。茶トラの猫は日向ぼっこでウトウトしていて警戒しているのか分からなかったが、白黒の斑猫は明らかに警戒していた。接近できないので写真は望遠で撮影した。

 舗装道路を歩いて窪山展望公園に到着。今回は私の車だけだったが、少ししてから2台の車がやってきて何やら荷物の受け渡しをやっていた。公園は西側の展望がいいが、今回初めて北アルプスが見えたが、ここからでは白馬大池近くの乗鞍岳がかろうじて見える程度で主要な山は宮坂峠から西に延びる稜線に隠れてしまっていた。その代わりに高妻山の尖った姿が良く見えていた。

 

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